オープンクエスチョンを使いこなそう

オープンクエスチョンを使いこなそう

部下の中にある自分でも気づいていない答えを引き出すためのツールが問い(以下、質問)です。

 

コーチングでは「問い」(以下、質問)が重要なスキルとなります。

 

質問というのは意外とやっかいなもので、質問の仕方如何によっては、部下の自立的な思考を阻害してしまいます

 

例えば、以下の例はどうでしょうか。

 

上司:「最近、プロジェクトは順調かい?」
部下:「はい。まずまずなんですが・・・。」
上司:「何だ?何か問題でもあるのか。」
部下:「い、いえ・・。特に問題という訳でもないのですが。」

 

なんだか、詰問しているような雰囲気になっていますね。

 

それでは、次の例はどうでしょうか。

 

上司:「プロジェクトの進捗状況を教えてくれるかな?」
部下:「はい。特に進捗に遅れはないのですが、若干心配な点がありまして・・・。」
上司:「なるほど。どのようなことを心配しているのかな?」
部下:「A君の残業が随分と多くなっているようで・・・」

 

こちらのほうがより、コミュニケーションとしては円滑に進行していることが分かります。

 

前者の例と後者の例の違いはなんでしょうか?

 

それは、前者はクローズド・クエスチョンを中心に質問していますが、後者はオープン・クエスチョンを使いながら質問しているということです。

 

クローズド・クエスチョンをされると、「Yes」か「No」かで答えるしかなくなります。深く自分の中の答えを探すということがしずらいのです

 

オープン・クエスチョンは、自由に考えて答えることができます

 

コーチングではオープン・クエスチョンを上手に使い、部下に気付きを与え、考えさせることが重要となります。

 

だからといって、オープン・クエスチョンだけをすれば良いわけではなく、クローズド・クエスチョンも必要です。

 

ここは気をつけてください。

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